授業展開のコツ

問題解決の過程を重視した授業展開

1. 問題把握

・本時のねらいに即した課題を設定する。
・学習集団の特徴に合わせた課題を設定する。
(数値を変える、絵や実物の提示など)
・児童が「考えたくなる」「やってみたくなる」導入を工夫する。

2. 見通し

・解決への見通しをもたせる。
・学習集団の特徴に合わせて、一人で考えたり、話し合ったりする。

3. 自力解決

・学習集団に応じた場を設定する。
(一人で、ペアで、グループで解決する)

4. 学び合い

・話しあいをしたくなる場面を設定する。
・児童の発言やつぶやきを聞き、つなぎ、かえす工夫をする。
・形態の工夫(ペア、グループ、全体)

5. まとめ

・「めあて」に基づき、本時で学んだことをまとめる。
・大事な言葉を押さえながら、児童の言葉でまとめる。

6. 適用問題

・本時のねらいに合った適用問題を行い、児童の理解度を把握する。

習熟の程度に応じた学習展開の工夫

学習集団の特徴に合わせ、指導のねらいの明確化と手立ての焦点化をする。
学習集団の特徴から、どの場面で思考力を育てるか、学び合いの場面をどこで設定するか考え、計画する。
1時間の学習過程の各段階にかける時間配分を変えることもある。
授業展開のコツ

授業の流れ

1. 問題把握

【配慮事項】
・興味関心を喚起する問題提示と課題設定
・問題から問いを発生させる
・問題のイメージ化
・問題の意味理解
【押さえるポイント】
・既習の学習との同意・相違点
・図や数を使って表す
・言葉の意味、自分の言葉にかえる
・簡単な条件(数)に置き換える
【児童の意識】
・面白そうだ

2. 見通し

【配慮事項】
・解決方法や結果を探り、見通しを立てさせる
・根拠を持って予想させる
【押さえるポイント】
・どんな方法でできそうか
・どんな結果になりそうか
・わかっていることは使えないか
・なぜそのように考えたのか
【児童の意識】
・どうしたらよいかな(大雑把な結果や方法を予想する)
授業展開のコツ

3. 自力解決

【配慮事項】
・算数的活動を通して自分なりの方法で考えさせる
・一つができたら、別の方法で考えさせる
・発表の準備をさせる
【押さえるポイント】
・わかっていることを基にして考えよう
・どんな決まりがありそうか
・簡単な場合を考える
・絵や図や表に表す
・数や式を使って表す
・自分の考えを説明できるように
【児童の意識】
・自分はこうする(解いた結果を確かめ、納得いくまで考え実行する)
授業展開のコツ

4. 学び合い

【配慮事項】
・自分の考えを発表、他人の考えと比較検討させる
・より良い方法や考え方を集団で練り合わせる
【押さえるポイント】
・目線を合わせて相手のペースに合わせて話す
・どんなことを根拠にしたか
・もっとわかりやすく、簡単に表せないか
・同じ、別の考え方はないか
・いつでも使えるやり方はどれか
・考え方に名前をつける
・わからない時は、素直に「教えて」「わからない」が言える
・わかったふりをしない
【児童の意識】
・友達と比べて出来具合は
授業展開のコツ

5. まとめ

【配慮事項】
・自分の考えた筋道を振り返り、内容と方法をまとめさせる
【押さえるポイント】
・望ましい、わかりやすい方法で解く
・はじめの問いに対してどういう解答が得られたかまとめる
・本時でまだ解決していないものは何か
・次時はどんな学習をしなければならないか
【児童の意識】
・わたしにもできる
・この次はもっとよくしよう