授業評価

授業評価

①使命感・熱意・感性

1. 授業改善を目指し、研修に進んで取り組んでいる。
・常に授業改善を目指している。
・校内研究や校外の研修の成果を生かしている。
・教育関連の書籍・資料などを参考にして、授業を充実させている。

2. 学習の狙いをすべての児童・生徒に達成させようとしている。
・担当している教科の学習指導要領の内容を把握している。
・学習内容を踏まえたねらいや育てたい児童・生徒像を明確にもっている。
・どの児童・生徒にも本時のねらいが分かるようにしている。
・分かるまで粘り強く指導している。

3. 教材研究を行って授業に臨んでいる。
・分かりやすい授業のための準備を十分行っている。
・ねらい達成につながる中心となる学習活動を工夫している。
・学習を支援するさまざまな資料や教材を活用している。

4. ものごとに対する幅広い関心をもっている。
・幅広い分野の知識や技能を蓄え、指導に生かしている。
・児童・生徒の身近な生活の中から教材や課題づくりをしている。

5. 心と体の調子を整えて授業を行っている。
・児童・生徒にゆとりをもって接している。
・体調を整えて授業に臨んでいる。

6. 明るく前向きに児童・生徒に接している。
・児童・生徒に、笑顔で快活にあいさつしたり話しかけたりしている。
・児童・生徒の意見や提案を受け入れる姿勢がある。

7. 学習にふさわしい環境づくりを心がけている。
・学習活動に適した身なりや適切な言語環境づくりに心がけている。
・環境美化に配慮し、掲示物を工夫するなど学習活動に適した教室環境づくりをしている。
・安全に配慮した環境づくりをしている。

②児童・生徒理解

1. 児童・生徒一人一人の学習意欲を把握している。
・学習内容に対する児童・生徒の興味・関心についての実態が把握できている。
・児童・生徒の興味・関心を高める教材や学習方法を工夫している。
・児童・生徒の態度をよく観察している。

2. 児童・生徒一人一人の本時の学習の達成状況を把握しようとしている。
・児童・生徒の発言から、授業中の学習状況を把握している。
・机間指導を行い、授業中の学習状況を把握している。
・学習の達成状況をノートやワークシート、テストなどから多面的に把握している。

3. 児童・生徒一人一人の変化を把握しようとしている。
・児童・生徒全体に偏りなく気を配ったり個別に声かけをしたりしている。
・児童・生徒一人一人の学習状況を記録している。

4. 児童・生徒一人一人のこれまでの学習状況を把握している。
・児童・生徒一人一人のノートやワークシートの記述内容を確認している。
・ポートフォリオなど、これまでの学習状況が分かる記録のさせ方を工夫している。

5. 児童・生徒一人一人の発達段階、友達関係、家庭状況等を的確に把握している。
・児童・生徒と積極的にコミュニケーションをとっている。
・教育相談の手法を学んで、児童・生徒理解に活用している。
・専門的な知識をもち、配慮を要する児童・生徒を理解し、指導しようとしている。

6. 児童・生徒一人一人に気を配り、言葉かけをしている。
・児童・生徒に正対して話している。
・授業中、多くの児童・生徒に言葉かけを行っている。
・児童・生徒の学習状況に応じ、助言や指導を行っている。
・提出物にはコメントを書き入れ、返却している。

7. 児童・生徒の発言や行動を共感的に受け止めている。
・うなずいたり、相づちをうったりしながら話を聞いている。
・児童・生徒の顔を見ながら、発言を最後まで熱心に聞いている。
・間違った発言や行動であっても、一方的に否定しないようにしている。

③統率力

1. 児童・生徒の反応や変容に気付き、授業に生かしている。
・すべての児童・生徒が見える位置に立ち、反応や変容をとらえようとしている。
・児童・生徒一人一人の意見や考えを授業に生かそうとしている。
・予想される反応を考え、反応に応じた手だてをあらかじめ用意している。

2. 学習意欲を高めることを意識して言葉かけをしている。
・児童・生徒一人一人の意見や活動、作品のよい点を取り上げ、具体的に褒めている。
・児童・生徒の努力した点や学習過程での取り組み状況を把握し、励まし認めている。

3. 基本的な学習ルールを定着させている。
・児童・生徒の着席状況を確認してから授業を始めている。
・開始・終了時刻を守って授業を行っている。
・学習の準備を整えさせてから授業を始めている。
・発言の仕方や話の聞き方など、望ましい学習態度を明確に示して指導している。

4. 的確な指示を出して集団を動かしている。
・全員の聞く姿勢を整え、静かになってから指示を出している。
・はっきりした声で具体的な指示を出している。
・場面に応じて適切に指示している。
・指示が徹底したかを確認して次の行動に移らせている。

5. 学習のねらいを明確に示し、学習に見通しをもたせている。
・児童・生徒の思考過程に即して学習活動を工夫している。
・学習のねらいを黒板等に分かりやすく提示している。
・児童・生徒に学習の目標や学習計画を立てさせている。

6. 学習状況に応じて適時・的確な判断を行っている。
・状況に応じて、冷静な判断を行っている。
・児童・生徒が理解・納得できるような判断を行っている。
・毅然とした態度で判断を行っている。
・児童・生徒の学習状況に応じて柔軟な対応を行っている。

④指導技術

1. 児童・生徒に学習の準備について的確に指示している。
・授業の始めに、学習の準備について確認をしている。
・忘れ物をした児童・生徒に適切に対応している。

2. 授業の始めに学習のねらいを児童・生徒に明確に示している。
・授業の始めに本時のねらいを児童・生徒に明確に示している。
・いつ、誰が、何を、どうするかが明確に分かるように指示を工夫している。

3. 個に応じた指導を行っている。
・机間指導を意図的に行い、児童・生徒の学習状況を把握し,適切な言葉かけや指導をしている。
・児童・生徒のつまずきを把握し、その場でつまずきに応じた指導をしている。

4. 児童・生徒の主体的な学習を促す工夫を行っている。
・グループ学習等を取り入れて、児童・生徒同士が学び合う場を設定している。
・体験的活動や作業活動を意図的に取り入れている。
・少人数指導等、一人一人の児童・生徒とのかかわりを増やす指導の工夫をしている。
・児童・生徒の実態や興味・関心を踏まえた発問や課題を工夫している。

5. 教材・教具を効果的に活用している。
・課題発見や課題解決に即した教材・教具を活用している。
・児童・生徒に興味・関心をもたせる教材・教具を工夫している。
・発達段階を踏まえ、問題解決を促す教具を工夫している。
・課題解決や理解の深化を図るために、ワークシートなどの教材を準備している。

6. 発問の工夫をしている。
・ねらいの達成につながる発問をしている。
・多様な考えを引き出す発問をしている。
・児童・生徒の思考を深める発問をしている。
・分かりやすい言葉で発問している。

7. 児童・生徒の反応を生かしながら授業を構成している。
・児童・生徒の発言内容を必要に応じて板書し、活用している。
・誤答や不適切な答えには、再度質問したり、ヒントを与えたりしている。
・ノートやワークシートからも児童・生徒のよい意見を見いだし、授業に生かしている。
・児童・生徒の予想外の反応でも冷静に受け止め、臨機応変に学習の計画を変更している。

8. 分かりやすい説明をしている。
・端的でポイントをおさえた説明をしている。
・意図的に表情や語調を変えて話している。
・児童・生徒が理解・納得できるような説明をしている。
・発達段階に応じた分かりやすい語句を使い、適切な声の大きさや速さで話している。

9. 効果的な板書をしている。
・板書計画を立て、授業の流れや内容を分かりやすく板書している。
・漢字の筆順や文字の大きさに気をつけて、丁寧な文字で板書している。
・色チョークを活用するなど、大切な事項等が分かるように板書をしている。

10. 授業のまとめを工夫している。
・本時で分かったことを発表させたり、ノート等に書かせるなどして学習の振り返りをさせている。
・次時の学習内容を確認し、見通しがもてるようにしている。

⑤教材解釈・教材開発

1. 教科等の専門的知識を深めている。
・教科に関する専門書や研修で得た知識を生かし、教材を工夫している。
・担当している教科の学習指導要領の内容に基づいて教材開発している。

2. 日頃から教材に関連する幅広い情報を収集している。
・実践例や教材例の収集に積極的に取り組み、教材に生かしている。
・教材に関連する情報を収集して、効果的に活用している。
・指導書や資料等を参考にして、ねらいを達成するために必要な情報を収集し、授業に生かしている。

3. 学習のねらいを明確に把握して教材解釈や教材開発をしている。
・学習のねらいに応じて、補助教材や視聴覚教材を準備している。
・ねらいや教材の構造図を作成し、授業を組み立てている。
・学習のねらいに応じてワークシート等の教材や教具を準備している。

4. 児童・生徒の実態を考慮して教材解釈や教材開発をしている。
・自作教材づくりに積極的に取り組んでいる。
・児童・生徒の経験を踏まえた教材づくりをしている。
・児童・生徒に興味・関心をもたせる教材を選択・開発している。
・発展的な内容や補充的な内容の教材を準備している。

5. 学校・地域の特色を考慮して教材解釈や教材開発をしている。
・学校の特色ある教育活動に結びつく教材を開発している。
・地域の人材を活用している。
・地域の自然環境や社会環境を生かした教材づくりをしている。

6. 生活との関連を意識して教材解釈や教材開発をしている。
・社会の出来事を生かして教材開発している。
・児童・生徒の生活経験や日常の生活実態を踏まえて教材開発している。
・児童・生徒が自分の生活との関連に気付くことができる教材を開発している。
・生活に生かしてみようとする意欲をもたせる教材の開発をしている。

7. 児童・生徒に興味・関心をもたせるための教材解釈や教材開発をしている。
・疑問・驚き・感動・葛藤を生み出す教材を選択・開発している。
・児童・生徒が直接かかわる体験ができる教材を開発している。

⑥「指導と評価の計画」の作成・改善

1. 時数、活動内容、学習形態等の指導計画を立てている。
・学習のねらいを達成するために十分な時間数を設定している。
・活動内容に合った学習形態を計画している。
・学習のねらい、学習形態、教材・教具等を指導計画に明記している。

2. 場面や方法を明確にした評価計画を立てている。
・ねらいの達成状況を把握するのにふさわしい評価の方法を選択している。
・複数の評価方法で多面的に児童・生徒を評価するように計画している。
・指導と評価の一体化を意識した本時の学習活動づくりを行っている。

3. 計画を立てる際に児童・生徒の実態を考慮している。
・児童・生徒の安全面への配慮を指導計画の作成に生かしている。
・児童・生徒の実態を踏まえた指導・助言の手だてが示されている。

4. 計画に基づき、児童・生徒の評価を行っている。
・発言や机間指導などから把握した学習状況を適切に評価している。
・ワークシートなどの内容から、児童・生徒の学習の達成状況を把握している。
・評価の観点を明確にして児童・生徒を評価している。
・児童・生徒が次の目標がもてるように、具体的な言葉で評価している。

5. 指導計画が適切であったかを振り返っている。
・指導後に授業を振り返り、指導計画の課題を明らかにしている。
・ビデオ録画等の方法で授業記録をとり、指導計画の見直しに生かしている。

6. 評価計画が適切であったかを振り返っている。
・評価を行う場面や方法が適切であったかを振り返っている。
・評価規準の設定が適切であったか、振り返っている。

7. 振り返りを基に、問題点を明確にして次の計画に生かしている。
・授業中の児童・生徒の反応や理解の状況を参考にして指導計画を見直している。
・週ごとの指計画等に授業の課題や改善策を書いている。

東京都「授業力」診断シートより〜