算数の教材・教具まとめ

教材・教具について

英語やスペイン語に訳すとどちらもマテリアルになりますが、「教材」は教える内容や素材で、「教具」はそれを教えるための具体的な道具を指します。子どもに教えることをよりわかりやすく、また興味・関心が持てるような教材を設定し、その中で教具を用いて具体的操作を等して理解を深めていくということになります。今回は算数指導ではどんな教具が使われているのかを一覧にしました。

1. 数と計算

算数ブロック
数をかたまりで考えるための半具体物として1年生算数で必須の教具。
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おはじき
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数字の書き順カード
0〜9を算数数字、またはインド数字といい、位取り記数法により世界で最も広く用いられています。

数図カード
いくつあるかが一見してわかるように図式化したものを数図といいます。
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数カード
十進位取り記数法(十進法)を指導する上で大切です。
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指と数のカード
1~5までを数える学習の時に具体物と数字を合わせる学習をする時に数字のカードと一緒に使い、数字を読みながら指を折って数字と指の本数が合っているか確かめさせるためのものです。
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計算カード
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数え棒
図形を作ったり、変わり方調べで規則性を調べたりするのにも使えます。
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掲示用位取り板
位取りの仕組みが視覚的に捉えやすくするためには、学年に応じた掲示用位取り板が有効です。億や兆などの大きな数や小数など多岐に渡ります。十進位取り記数法の素地指導を工夫しましょう。
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数表
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(写真はちびむすドリルより)

サイコロ
数の部分をを+や-の記号などに張り替えることで計算練習にも使えます。
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擬似貨幣
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百玉そろばん
10の合成分解を目で見ながら、いつでも復習することができます。
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はてなボックス
たし算やひき算などを子どもに提示するときに興味を引くことが来ます。
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キズネール(数量)棒
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筆算練習シート
割り算の筆算には長除法と短除法がありますが、長除法を中心に指導します。
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アレイ図
同一のもの(●の形)を縦横に規則正しく並べた図。「単位あたりのいくつ分」という事象や「積」になる事象にかけ算が使われることをわかりやすく説明できます。
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九九カード
九九は順にスラスラ言えるだけでなく、どれを取り出しても結果がすぐに言えるようにすることが必要です。
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九九表
対角線を引いて九九の決まりを見つけたり、九九より大きいかけ算の導入で使います。

かけ算免許皆伝
かけ算を全部覚える動機付けして、全部覚えた子どもに「免許皆伝」の巻物を与えます。一定の効果はありますが、作るのはとても大変でした。
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百マス計算
四則演算の計算力向上に使います。同じ問題を繰り返し、時間を計って取り組ませると日々の成長を感じやすいです。

掲示用ますシート(分数等)
ますを1杯、2杯と量る方法は、連続量の分離量化の操作の工夫エスが、目盛りを読んで量る方法は、連続量をそのまま長さに置き換えて数値化する工夫とみることができます。また、傘の加法性に気づかせるのも大切です。
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そろばん
そろばんによる数表現は、十進位取り記数法に合致し、空位があるような場合の数構成がよく理解できます。また、上位から計算をするので、概数・概算の捉え方が身につきます。
小数の学習の場合、定位点が有効で、四捨五入する場面では五珠の有無に着目すれば良いなどの利点があります。
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電卓
電卓の計算結果はあらかじめ定められた桁数に丸められたもの(四捨五入)なので注意が必要です。また、電卓計算では乗除優先の約束はなく、入力さた順に計算される点も異なります。電卓では、計算結果の確定は=キーで行います。統合は、計算を実行することを意味するという誤解を補強しかねないものだということも頭に入れておきます。
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2. 量と測定

教授用時計
時計の実物無しでの時計指導は大変です。
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時間説明シート
時刻は時の流れの中の1点を示し、時間は時刻のある点からある点までの間隔の大きさを指します。

ものさし
児童が計器として初めて用いられるものです。単位の長さで測りとる代わりに、そのことが目盛りで一目でわかるようにしたものであることをわからせます。
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ストップウォッチ
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巻き尺
ものさしが直線であるのに対し、巻き尺は巻かれていますが、直線上に伸ばして使える特徴を持っています。木のまわりや池の周りなどの長さも測定させるようにします。
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リットルます(L,dL,mL)
1Lの紙カップに加え、紙コップ等で1dLを作り、黒板に掲示するとみやすいです。(普遍単位)
ますの1杯分、2杯分…と量る方法は、連続量の分離量化の操作ですが、目盛りを読んで量る方法は、連続量をそのまま長さに置き換えて数値化する工夫となります。
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色々な大きさのペットボトルなどの入れ物、容器
かさの比較については、直接比較と間接比較があります。単位で量ってその幾つ分かを数値化して表す操作が測定です。数値化する数値化すると比較するのにも便利で、計算によっても処理できます。(任意単位)

はかり
最初に目盛りが0を指していること、量るものの重さを考えて秤量(限度)よりも小さいかを確かめること、静かにのせること、針の先端に近い目盛りを読むことなどを指導します。
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天秤(手作り)
日本の児童が体験する計器は、直接比較する竿ばかりや天秤よりもバネばかりや台ばかりの方が身近で多いです。
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1㎡シート
段ボールを利用して「1㎡」を作ると保管場所に困りますが、ゴミ袋と1m定規で風呂敷程度の大きさになルものが簡単に作れます。6枚作って、1立方メートルにも応用可能す。
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1立法メートル模型
上記1㎡シートと1mの棒を組み合わせて作れます。

立方体体積ブロック
「体積」を求める時は、「一辺×一辺×一辺」「縦×横×高さ」で求めますが、ブロックを操作して体積を理解できるようにする教材です。ブロックを入れるケースは、できれば透明のアクリル板で作るのが望ましいです。
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円の面積説明器
円周と円の面積の概念をわかりやすく説明できます。
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(写真はアクセルHPより)

単位換算シート
他の単位に直して表すことを単位換算といいます。メートル法の単位については、十進法の表し方と関連して、その仕組みをとらえさせておくようにします。
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3. 図形

組み立て式立体模型
粘土とひごで立体を作るよりも丈夫で、自由自在に動く立体図形。ストロー(太め)、ビーズ(大きめ)、モールで作ります。
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(写真は京都府総合教育センターHPより)

三角定規
1組の三角定規を組み合わせると、0°,15°,30°45°,60°,75°,90°,120°,150°,180°の角の大きさが作れます。
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円シート
平面上で、ある定点から等距離にある店の集まりとみられる曲線、または、この曲線の内部を含めた全体の形を円といいます。
ジオボード
5〜6行のピンに複数の輪ゴムをかけて図形を完成させます。形態や空間をイメージする力の発達を促すのに効果的です。ドットのシート上で描くことでも同様です。
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タングラム
正方形の板を三角形や四角形など七つの図形に切り分け、さまざまな形を作って楽しむパズルです。7片を使用して、人間・動物・物・文字など様々な形を作ることができます。中国で生まれたもので「七功板」とも呼ばれました。日本では清少納言知恵の板という平面パズルが江戸時代に親しまれました。
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ペントミノ
5つの正方形を辺に沿ってつなげたもので、回転・鏡像によって同じになるものを同一と考えると12種類あります。
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分度器
全円系のものと、半円形のものがあります。
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角度説明器
0~90°の間を鋭角、90°を直角、90〜180の間を鈍角、180度を平角と呼びます。さらに、180度未満を劣角、180〜360°の間を優角とも呼びます。
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(写真は数学教育協議会HPより)

立体図形構成模型
立体の特徴の捉え方には、手で触って動かしてみるような動的な捉え方(形の機能に着目)と、色々な方向から眺めてみるような静的な捉え方(形の形態に着目)があります。
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コンパス
コンパスは円を描くだけでなく、線分を他に移す、等距離の点を見つける、正三角形・二等辺三角形・正方形・長方形を描く等、作図時の道具となります。
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立体図形展開模型
立方体の展開図は11通りあります。展開図のいろいろなかき方、重なり合う辺や頂点の洞察、組み立てた時の垂直・平行の洞察などを重点的に取り扱います。
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(写真はUCHIDASより)

方眼紙
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4. 数量関係

カラーテープ図
テープ図は、数量を図示し、いくつかの数量の関わり合いをとらえさせるために用い、線分図へ発展していきます。
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数直線シート
セパレート式にしてどんな長さにもなるようにし、いろいろな単元で何度も使えるようにします。
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グラフ用黒板
小学校では、絵グラフ、棒グラフ、折れ線グラフ、帯グラフ、円グラフ、比のグラフ、柱状グラフなどを扱います。
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割合カルタ
「小数を百分率で表す」「百分率を小数で表す」という課題の習熟のための割合カルタ。カードの半数は小数、もう半数は小数に対応する百分率を書き、読み札・取り札として使います。
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線対称・点対称説明具
小学校では合同変換(対称移動、回転移動、平行移動)と相似変換が扱われます。
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比カルタ
等しい比を4組程度ずつ書いたカードを作り、カルタとして使ったり、神経衰弱のように使ったりします。等しい比の習熟に有効です。2人組や班でゲームを行うことで、全ての児童が学習に積極的に参加することができます。
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全単元

実物・イラストマグネット
教科書に登場するイラストを印刷し掲示します。文章題の時には、実物を再現して、黒板に掲示するとよりイメージしやすくなります。飴の場合は包装紙を残しておくだけで作れます。
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数字カード
0〜9の数字が書かれてカード。低学年の計算や数字を強調したい場面など様々な場面で使えます。

ミニホワートボード
児童一人一人の考えを書かせ掲示して全員で見るには、小型ホワイトボードが有効ですが、数を揃えるのは大変です。子どもが使うノートや方眼をラミネートすれば、ホワイトボードが簡単に作れます。

画用紙、色紙

グアテマラ算数教科書教材

1年教材
2年教材
3年教材
4年教材
5年教材
6年教材

参考

ウチダSchool Web Japan
神奈川県算数教育研究会