ドミニカ共和国の小学校

ドミニカ共和国の初等教育

2017年12月現在ドミニカ共和国の小学校教育隊員は全員教員養成校に派遣されています。小学校(一校配属)→教育事務所(巡回指導)→教員養成校というようにレベルが上がって行くのが一般的なので、他の国よりも要請レベルが高そうです。
義務教育校は8年まであり、小学1〜4年生までと5〜8年生までの敷地が分かれていました。
ドミニカ共和国の基本情報

時間割

現在ドミニカ共和国は半日制の学校から全日制に移行している過渡期で、両方のタイプの学校が混在している状態です。今回、首都から東に1時間のサン・ペドロ・マコリスにある教員養成校とその隣にある小学校を見学しました。
ドミニカ共和国の小学校

教室環境

教室はグアテマラよりも広く、児童人数も最大35人程度です。教具も充実しており、学級文庫が置いている様子も見られました。教科書は教室に保管し、使用する際に配っていました。
ドミニカ共和国の小学校ドミニカ共和国の小学校

授業

飛び入りで算数の授業を3本やらせていただきました。挙手をして自分の意見を発表するのに慣れており、学習ルールがある様子が見られました。自分の意見を説明し、学級全体で協議する様子も見られ、グアテマラよりも高いレベルにいると感じられました。一方で、使用教科書が定まっておらず、今日教科書のどこを教えているのか尋ねても教師が答えられない状況がありました。授業の計画性が無い点には問題がありそうです。
ドミニカ共和国の小学校ドミニカ共和国の小学校

板書

黒板を分割して利用しており、グアテマラの教育現場よりは板書を計画的に行おうという雰囲気が感じられました。ちなみに割り算の筆算のやり方が日本と大きく異なります。
ドミニカ共和国の小学校ドミニカ共和国の小学校

トイレ

グアテマラよりは綺麗です。
ドミニカ共和国の小学校

給食

お昼には家には戻らず、給食が出されました。これ以外には飲むヨーグルトが配られて、急な訪問にも関わらずご馳走になってしまいました。美味しかったです。見学できませんでしたが、朝ごはんも出るようです。
ドミニカ共和国の小学校

エネルギッシュ

アフリカの小学校に行った時のように、子どもたちからものすごいエネルギーを感じました。非常に賑やかです。ベリーズの小学校訪問の時とは対照的に、あっという間に子どもたちに囲まれて大変なことになりました。
ドミニカ共和国の小学校

喧嘩

グアテマラの小学校には1000時間は滞在したと思いますが、取っ組み合いの喧嘩をしている様子は見たことがありませんでした。しかし、今回見学した際に激しい喧嘩が起きました。喧嘩の仲裁をして日本が懐かしくなりましたが、どこに違いがあるのかを考えさせられました。先生が激しく怒鳴っていたり、体罰している様子も見られましたので、ストレスが溜まりやすい環境なのかなと感じました。

さいごに

PISAの学力調査では参加国中最下位でしたが、グアテマラよりも良い教育環境が整っていると感じました。(グアテマラがとても低過ぎるだけかも。)ただ、それぞれの国の文化で良い面と悪い面があるなと改めて感じました。
ドミニカ共和国の小学校