グアテマラの葬式

家族の死

ホストファザーの妹さんが癌で亡くなり(享年41歳)、そのお葬式に参加してきました。私のホストファミリーはキリスト教のプロテスタント(エヴァンヘリコ)です。今回の葬式について紹介します。
グアテマラの葬式

お通夜

キリスト教には通夜というものはありませんが、「前夜式」という形で、斎場や自宅で行われます。式では、賛美歌の斉唱、牧師による聖書の朗読や説教、祈祷、献花などが行われます。(カトリックでは聖職者を「神父」、プロテスタントでは「牧師」と呼び、礼拝で歌う歌をカトリックでは「聖歌」、プロテスタントでは「讃美歌」と呼びます。)

服装

グアテマラでも喪服=黒服という考えはあるようですが、日本のような喪服を着ている参列者は少なめでした。遺族(私の家族)は黒めの服を着ていました。

葬儀

今回自宅で行われましたが、教会や斎場を利用することもあります。カトリックの葬式では、故人の罪を神に詫びて許しを請い、永遠の命を得られるように祈ります。聖書朗読や神父の説教を行う「言葉の典礼」、パンやブドウ酒を祭壇に奉納する「感謝の典礼」からなるミサが中心となります。一方、プロテスタントでは葬儀は神に感謝し、遺族を慰める為に行われ、故人ではなく神に捧げる祈りが中心となります。聖書の朗読、讃美歌斉唱、牧師の説教などが行われます。どちらも、告別式では献花を行います。
グアテマラの葬式

葬列

参列者が棺を担いで墓地まで運びます。日本ではあまり見られなくなりましたが、世界を旅しているとこのような葬列はよく目にしました。
グアテマラの葬式

炎天下

普段日傘をさす人は見かけないのですが、この日はたくさん見かけました。日焼けなどを意識していないなに不思議に思っていましたが、しばらくすると納得しました。炎天下で1時間半ほど式が続きました。熱中症にならないために、日差し対策が欠かせません。

埋葬

キリスト教は土葬埋葬が基本になっています。棺を墓地に入れるとその場でコンクリートで塞いでいきました。
グアテマラの葬式

安らかにお眠りください。

グアテマラの葬式

会食

式を終えると、故人を偲んで簡単や会食をするのが一般的です。仏式の通夜ぶるまいとは異なり、お酒はでません。
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このような行事で必ずでてくるタマーレス。
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まとめ

グアテマラは、平均寿命83歳の日本に比べると「死が近い」と感じています。(平均寿命が50代のアフリカ諸国に対して、グアテマラは71歳と長寿ですが。)どの国でも挨拶で必ず「元気か?」「家族は元気か?」などと聞かれます。日本にいると元気が当たり前でしたが、そうではないことも多いということを感じました。元気に生活できること感謝し、故人が生きたかった明日を無駄にせず過ごしたいです。グアテマラの葬式