少年院で暴動、警察への報復も

受刑者の暴動(2017/03/22)

首都グアテマラ市から東へ10キロのSan Jose Pinula村にある少年拘置所で20日、受刑者らが待遇改善を求めて暴動を起こした。収容されていたギャングメンバーらが監視員2人を殺害し、4人を人質に取り立てこもった。同日、警察は拘置所に突入、人質となっていた警備員4人を解放したしたが重傷を負っており、その後死亡者がでたという。

監視員2名死亡(PrensaLibre紙)
看守4名死亡、3名重傷(PrensaLibre紙)
暴動を起こした囚人の多くは成人している(PrensaLibre紙)

少年院の実態

この拘置所は未成年者用の施設とされているが、実際には200人近くに上る収容者の多くは年齢が18歳を超えていた。

警察署襲撃相次ぐ

暴動を治安部隊が鎮圧したところ、グアテマラで最も凶悪なギャングの1つとして知られる「Barrio 18」が国内の警察署を相次いで襲撃する事態に発展している。Francisco Rivas内相によると、これまでに警察署への襲撃事件が少なくとも9件発生し、警察官3人が死亡、7人が負傷した。警察署への襲撃に関連しギャングのメンバーとみられる13人が身柄を拘束された。グレネードランチャー1丁、アサルトライフル5丁、拳銃4丁、防弾チョッキ2着に加え、複数の車両も押収された。一連の警察署襲撃についてRivas内相は、暴動が発生した拘置所に治安部隊が突入したことに反応した組織犯罪だとしている。
少年院で暴動、警察への報復も少年院で暴動、警察への報復も
フランシスコ・リバス内省はバリオ18を非難(PrensaLibre紙)
殉職した警察官(Prensa Libre紙)
(参考):2大ギャング マラスとバリオ18(PrensaLibre紙)