パロボラドール〜Palo Volador〜

パロ・ボラドール

太陽神への豊穣祈願と感謝を捧げる祭事で、地上約30mの高さから男たちが回転しながら降りてくるものです。歴史によると、パロボラドールの踊りは、マヤのキチェ族の聖典の中にあるPopol VuhというJun BatzとCh’owen兄弟の伝説に関係があります。彼らは双子の兄弟HunahpúとIxbalanqueを殺そうとしたが失敗し、罰として猿となりました。
地面に到着するまでのパロボラドールの踊りは、背の高い棒の幹の先端からロープで巻かれた2人の踊り子(男性限定)で構成されます。通常、それぞれの踊り子たちは猿の衣装を身につけ、その儀式のための棒と縄を準備している間、マリンバのリズムで優雅な動きで踊ります。(メキシコのパロボラドールとは少し起源が違いそうですがよくわかりません。)
パロボラドール〜Palo Volador〜

開催日程

グアテマラでは、8月9日〜15日にキチェ県のホヤバフで、
12月17日〜23日にキチェ県のチチカステナンゴで、
7月26日にバハベラパス県のクブルコで行われているようです。

ホヤバフのパロボラドール

私が参加したのはキチェ県のホヤバフ市のパロボラドールです。15時から開始と聞いてましたが、それ以外の時間(お昼)でも特別感無く行われていました。8月は雨季に該当するので、夕方は雨が降りやすいので注意が必要です。

宗教上の理由から男性限定で、女性は行うことができません。今回の場合50Q(約700円)払うことでやらせてもらうことができました。2人1組なので一緒にやってくれる人も見つけないといけません。
パロボラドール〜Palo Volador〜

パロボラドールで素人1000人が登って落ちる人がいる可能性が50%と仮定すると、1回登った際に落ちる可能性は約0.05%。日本の警察庁が公表する免許保有者の約8,100万人をベースに、1年間の自動車事故発生件数の約65万件から計算すると、1年間で自動車事故にあう確率65万÷8,100万=0.8%。そう考えると、途中で失神しない精神力があるなら取れるリスクでしょう。

しかし、命綱などありませんので、ハシゴを登るのは恐怖です。
パロボラドール〜Palo Volador〜
通常よりも力んでしまうので腕にきます。登り疲れてきた中で、最後のハシゴが少しずれていたのが山場です。
パロボラドール〜Palo Volador〜
飛んでしまえば、あとは爽快。遊園地の空中ブランコと変わりません。本当は逆さ吊りになるのですが、少し練習すれば問題無くできるでしょう。
パロボラドール〜Palo Volador〜