グアテマラの通信・ラジオ

通信

固定電話

アメリカ・モビル傘下のクラロ・グアテマラが固定電話回線の7割以上のシェアを有します。同社のほかに、ティーゴ・グアテマラ(Tigo Guatemala)、テレフォニカ・グアテマラ(Telefonica Guatemala)、ケーブルネット(Cablenet)などが固定電話サービスを提供しています。
2014年末現在、固定電話回線の79.4%がグアテマラシティに集中する中、政府は世界銀行の協力のもと、電話サービスが普及していない地域の基盤の改善に力を入れています。信頼できる固定電話サービスの不足のため、消費者の多くは移動体通信サービスに加入する傾向があります。

移動体通信

固定通信市場とは対照的に、移動体通信市場は急成長しており、2013年度には普及率が140.4%に達しました。しかし、2015年1月から施行されたSIMカードごとへの課税の影響を避けるため、2014年12月に、通信事業者が約600万のあまり使用されていない電話番号を加入者数から除いたため、移動電話加入数及び普及率が急減しています。
1990年に事業を開始したティーゴ・グアテマラと、1999年に市場に参入したクラロ・グアテマラ、モビスター・グアテマラ(テレフォニカ傘下)の3社が商用サービスを提供しています。
3Gについては、上記3社がHSPA対応のW-CDMAを導入しています。3Gサービスの加入者数は、2015年6月末現在、278万5000で、移動電話の加入者全体の約17%です。LTEについては、2014年10月にモビスターが、2015年5月にティーゴ・グアテマラが、商用サービスを開始しています。

インターネット

ブロードバンド・サービス提供地域は都市部に限定されています。事業者別の市場シェアは2015年6月末現在、クラロ・グアテマラ:83.6%、IBW グアテマラ(IBW Guatemala):8.6%、ティーゴ・グアテマラ:5.5%、その他:2.3%です。
接続方法別割合は、2014年12月末現在、DSL:61.5%、ケーブル:33.9%、LAN/FTTx:0%、その他:4.6%です。

運営体

1.クラロ・グアテマラ(Claro Guatemala)
メキシコのアメリカ・モビルが株式の99.3%を保有する国内最大の総合通信事業者です。固定回線市場では電話、ブロードバンドともに8割前後のシェアを維持しています。移動体通信市場でも加入者数第2位です。
2.モビスター・グアテマラ(Movistar Guatemala)
スペインのテレフォニカ・グループの傘下で、移動体通信サービスを主力事業として展開しています。2014年10月、1900MHz帯を使った商用LTEサービスを国内で初めて開始しました。2015年9月現在、14都市でサービスを展開しています。
3.ティーゴ・グアテマラ(Tigo Guatemala)
ルクセンブルクに拠点を置くミリコム・インターナショナル・セルラー (Millicom International Cellular:MIC)が株式の55%を保有する総合通信事業者です。国内初の移動体通信事業者で、2015年6月現在、市場の50%のシェアを占める最大事業者です。2008年第4四半期にアムネット・テレコミュニケーションズ(Amnet Telecommunications)を買収、アムネット・グアテマラとして子会社化し、固定ブロードバンド事業とケーブルテレビ事業にも進出しています。

ラジオ

AM局、FM局、短波など多数のラジオ局が存在し、国営ラジオ局のTGWやFM局のアルファ・スーパーステレオ(Alfa-Super Stereo)やヨソイ・シデラル (Yo Si Sideral)があります。
オンラインラジオ(グアテマラ)
Chapin de corazon
グアテマラ共和国 総務省情報