年間指導・評価計画の作成

指導のポイント

指導と評価の一体化を踏まえ、年間指導・評価計画の意義とその計画について理解を促す。

研修の内容

1 年間指導・評価計画の意義
 学校の年間指導・評価計画とは、各教科、道徳、特別活動及び「総合的な学習の時間」についての学年ごとの1年間の指導・評価計画のことを指す。
教材の順序性・系統性や、定められた時間の配当、指導・評価の適時性等を考慮に入れて作成する。
→私の活動では算数
 また、それぞれの1年間の指導・評価計画を踏まえ、楽器ごとに区切られる計画や月別や週別、単位時間別に分けられる計画を作成する。
→グアテマラの場合は6月末に長期休みはあるが、基本的に学期は大きく区切らない。区切る場合は4分割としている。

2 年間指導・評価計画作成の手順
⑴ 児童の実態を把握し、学校や各学年の教育目標、教科等の目標を明確にして、各単元(原材)及び評価について確認する。
⑵ 各単元(原材)の持つ学習内容や学習活動と年間総時数とを照らし合わせて、配当時間を決める。
⑶ 各単元(原材)を1年間のタイムテーブルに位置付ける。

3 年間指導・評価計画作成上の留意事項
⑴ 関係教科等の全教員や学年ごとの教科等担当者全員で、児童・生徒の実践に即した具体的な指導方法や評価場面、評価方法を工夫して指導・評価計画を作成する。
⑵ 各単元(題材)の位置付けでは、各単元(題材)の目標や内容のもつ季節性や行事 との関連、他の単元(題材)との関連や系統、学習する児童・生徒の意識の流れ等を考慮する必要がある。
⑶ 指導・評価計画には、実施後の反省・所見等を記入して、計画の改善に役立てる。
⑷ 指導と評価は別物ではなく、評価の結果によって後の指導を改善し、さらに新しい指導の成果を再度評価するという、指導に生かす評価を充実させることが重要である。
初任者研修 拠点校指導教員のための ハンドブックより

「評価規準」と「評価基準」の違い

「基準」は物事を判断する際の基となる標準を意味します。
「規準」は物事を判断する場合に、守らなくてはならない規範や規則を意味します。
例えるなら、ものさしの種類が「規準」であるのに対し、目盛りは「基準」となります。

つまり文部科学省が示すものなど、物事のもととなる標準が「基準」なります。学習指導要領の目標や内容を受けた質的な尺度による評価を「評価規準」と言います。作成した評価規準について,どの程度達したかという量的な尺度による評価を「評価基準」として区別します。

つまり、「もとじゅん」と呼ばれる「評価基準」は量的な評価(具体的に数値)で、「のりじゅん」と呼ばれる「評価規準」は質的な評価(種類ごとに分類されたもの)です。