100か国目のデンマークへ
アイスランドをあとにし、今回の北欧旅行で最後に訪れたのがデンマークです。
デンマークは、私にとって記念すべき訪問100か国目となりました。
首都コペンハーゲンは、歴史的な建物と近代的な街並みが調和した美しい都市です。滞在時間は限られていましたが、自転車も利用しながら主要な観光地を巡りました。
カラフルな港町・ニューハウン
コペンハーゲンを代表する景色といえば、ニューハウンです。
運河沿いには赤や黄色、青などのカラフルな建物が並び、その前には船が停泊しています。多くのレストランやカフェも集まり、観光客でにぎわっていました。
「コペンハーゲンらしい景色」としてよく写真で見る場所ですが、実際に訪れてみても、期待どおりの美しい港町でした。
サン・ピエトロ大聖堂のような教会
続いて訪れたのは、フレデリクス教会です。「大理石の教会」とも呼ばれ、大きな緑色のドームが特徴となっています。
その姿は、ローマにあるサン・ピエトロ大聖堂を思わせる立派なものでした。周囲の街並みの中でもひときわ存在感があり、外から眺めるだけでも印象に残ります。
人魚姫の像
コペンハーゲンを代表する観光スポットの一つ、人魚姫の像も見学しました。
デンマークの童話作家アンデルセンの作品『人魚姫』をモチーフにした像で、海辺の岩の上に静かに座っています。
実物は想像していたよりも小さく、街の中心からも少し離れています。それでも周囲には多くの観光客が集まり、コペンハーゲンを象徴する場所として人気を集めていました。
派手な観光スポットではありませんが、海を眺めながらたたずむ姿には、物語の世界を感じさせる独特の雰囲気がありました。
塔の上から見たコペンハーゲン
街を一望するため、らせん状の尖塔で知られる救世主教会にも立ち寄りました。
塔の上へ進むにつれて通路は狭くなり、最後は建物の外側に設けられたらせん階段を上っていきます。
上から眺めるコペンハーゲンの景色は格別です。
赤い屋根が並ぶ街並みや運河、遠くまで続く海を見渡すことができました。自分の足で塔を上ったからこそ、より印象に残る景色となりました。
自転車で巡るコペンハーゲン
コペンハーゲンは「自転車の街」としても知られています。今回は実際にシェアサイクルを借り、街を移動しました。自転車専用レーンがしっかりと整備されており、多くの市民が日常的に自転車を利用しています。
最初は利用方法や交通ルールに戸惑う場面もありましたが、自転車に乗るとニューハウンや教会、人魚姫の像など、少し離れた観光地も効率よく巡ることができました。
現地の人に交ざって自転車で街を走ること自体も、コペンハーゲンらしい体験になりました。
チボリ公園へ
中央駅のすぐ近くにある、1843年開園のチボリ公園へ向かいました。
ウォルト・ディズニーがディズニーランドを構想する際に参考にしたといわれる、歴史ある遊園地です。園内にはアトラクションだけでなく、美しい庭園やレストラン、ステージなどもあります。
今回は乗り物には乗らず、園内の風景や演出を楽しみながら歩いて回りました。ディズニーランドを彷彿させる物が各所に見られ、歴史と趣のある雰囲気を味わえます。
また、園内では、できたばかりの日本をテーマにした「光」という新エリアも見ることができました。
ネオン看板や提灯、日本風の飲食店などが並ぶ街並みは、昭和の日本を思わせる雰囲気です。
日本を離れて旅をしている中、デンマークの歴史ある遊園地で、海外から見たレトロな日本の世界に出会うという不思議な体験になりました。
夜の噴水ショー
日が暮れると、チボリ公園は昼間とはまったく違う姿を見せます。
園内の建物やアトラクションがライトアップされ、色とりどりの光に包まれました。歩いているだけでも楽しく、遊園地というより、大きなイルミネーション会場を散策しているような感覚です。
夜には噴水ショーも鑑賞しました。
音楽に合わせて噴水が動き、光によって水の色が次々と変化します。水と光が組み合わさった幻想的な演出を楽しむことができました。
アトラクションに乗らなくても、庭園やライトアップ、夜のショーだけで十分に楽しめるのが、チボリ公園の魅力だと感じました。
100か国目を終えて
短い滞在でしたが、自転車を使ったことで、コペンハーゲンを代表する観光地を効率よく巡ることができました。
歴史的な街並みと新しい文化が自然に共存し、歩いても自転車でも楽しめるコペンハーゲン。世界100か国達成という旅の節目を、この美しい街で迎えられたことは、よい思い出となりました。

